【社内SEの必須スキル】ベンダーコントロールに必要な5つの極意

仕事のやり方/考え方
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『ベンダーコントロールがうまくできない』という社内SEは割と多いです。

私はSIerと社内SEの両方を経験したことでベンダーコントロールの極意について知りました。

今回は『ベンダーコントロールがうまくできない』社内SE向けにベンダーコントロールの5つの極意についてお話します。

社内SEにとってベンダーコントロールは必須スキル

出典 : Pixabay

ベンダーとはITシステムを設計/構築/運用を請け負う企業のことです。

企業のITシステムは規模が大きく、専門の知識やスキルが必要になることが多く、社内SEだけでは手が回らないことが多いです。

ベンダーはお金を払うことでITに関する様々な業務を手伝ったり、代行してくれ企業ことを言います。

※ベンダーのことをSIerということもあります。

しかし、ベンダーは社内でどんなITシステムが必要とされどんな運用が望ましいかを知りません

ベンダーコントロールは社内のシステムを最適に作って運用するために、社内SEがベンダーに対して適切な指示を与えることを言います。

ベンダーコントロール極意①:期限を必ず設ける

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ベンダーコントロールをする上で期限を設けることはとても重要です。

期限を作らないままシステム構築や修正の作業を開始すると優先度が決められません。

優先度を決めない作業は後回しにされることが多く、完了しないまま放置されてしまうこともあります。

期限を設けない作業はベンダー、社内SE共に時間のムダにつながるのでスケジュールの作成は必ず行います。

期限を切るときのポイント
  • 最終的な期限を設ける
    => システムが必ず稼働しなくてはいけないポイントを決める
  • 作業内容から期限を作る
    => 先に期限を決めてしまうと無理な作業を行うことにつながります
  • チェックポイントごとに期限を設ける
    => 短い間隔で期限を設けることで進捗の進み具合を明確にする

ベンダーコントロール極意②:あいまいな要件をなくす

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たまに『適当に』という指示を出す社内SEがいますが、ITシステムを作る上で『適当』という言葉ほど怖いものはありません。

『適当』とは、つまりすべてをベンダー任せにするという丸投げ状態です。

丸投げをされたベンダーは、過去の経験や手元にある少ない情報からシステムに最適な構成や値を考えなくてはなりません。

そしてなんとか作り出したシステムがうまく動かないと『なんて使えないシステム』と文句を言われるのです。

理不尽な状態が続けばベンダーも付き合う事を拒否したくなってしまいます。

あいまいな言葉の要件はなるべくなくし、もしあいまいな要件が出るようであれば適切な値に修正できるプランを用意します。

ベンダーコントロール極意③:主体性を持つ

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ベンダーは『指示どおり』のシステムを作ることが仕事になります。

そして『指示を出す』のは社内SEの仕事です。

ITシステムの要件を決めるのは社内SE側が行わなくてはなりませんが、要件すらベンダー側に任せる社内SEが多いです。

ベンダーは企業のシステムがどのように利用され、どのように作ればいいものになるのかを知りません。

社内SEが社員の要望を聞き取り、ベンダーに正確な指示を出して初めて使いやすいITシステムができます。

ベンダーコントロール極意④:リカバリープランを用意する

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『システムが正常に動作しない』『予定どおりにプロジェクトが進まない』ということはよくあることで、すべてがうまく行く方が少ないです。

リカバリープランは不測の事態が起きても逃げ道を作っておく計画です。

逃げ道を作っておけば、予想外の事態が発生してもあわてることなく計画の変更が行え、被害を最小限にすることができます。

リカバリープランの作成は経験が必要となるので、たくさんの現場やシステムに関わることで身に付きます。

経験の少ない人の場合は具体的な計画を作ったら、他の人に相談をして意見を求めるとリカバリープランを作ることができます。

ベンダーコントロール極意⑤:感情的になってはならない

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出来上がったITシステムがうまく動作しないときにベンダーを怒る人がいますが、怒っている時間はムダです。

怒ったからといってうまく動作しないシステムが改善されるわけではありません。

まずは、ITシステムが正常に動作するためにベンダーと原因を突き止めて改善するのが先決です。

システムが動作するようになったら、悪かった点を反省して自分には何ができたのかを確認して次に同じ失敗を繰り返さないようします。

ベンダーが使えなかったという結論になるのであれば、次からはそのベンダーに対して依頼をしなければいいだけの話です。

ベンダーコントロールを行う社内SEはPM的な存在

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5つの極意を見て『ベンダーコントロールをする社内SEはPM的な存在』と考えた方もいると思います。

まさにベンダーコントロールを行う社内SEはPM(プロジェクトマネージャ)と変わりありません。

プロジェクトマネージャを経験した人が社内SEになるとスムーズなベンダーコントロールができるのは経験をいかしているからです。

ベンダーコントロールするためには知識も必要

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ベンダーコントロールをする上でITの知識はたくさんあった方が、より正確な指示を出すことができます。

社内SEはベンダーに比べると専門的な知識の面で足りない部分があることが多いです。

しかし、専門家でないという理由でシステムの内容をベンダーにすべて任せると大抵の場合、プロジェクトは失敗します。

普段からITに関する技術資料を読み込んだり、最新技術に関する情報を手に入れることも社内SEの大事な仕事です。

SIerから社内SEに転職すると両方の視点を持てる

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SIerから社内SEに転職するとベンダーコントロールをしやすいと考えるのは完全に私個人の意見です。

SIer(ベンダー)つまりITシステムを売る側の立場を知っていれば、『どんな点に気を付けて指示を出せばいいか』、『どんなことをベンダーが嫌がるか』などを理解した上で指示を出せます

社内SEだけを続けている人は買う側の立場でしか意見を言えないため、ベンダーが嫌がることを平気でやって嫌われたり、指示の精度があまり良くないのでプロジェクトを失敗させる人が多いです。

良好な関係を築くことはプロジェクトを成功させるために必要なことですし、何より気持ちよく仕事ができるので現場の空気が明るくなります。

まとめ

ベンダーコントロールは大変な仕事ではあります。

しかし、ベンダーコントロールの出来る社内SEはその分評価されやすく、給料も高いです。

もし、この記事を読んでSIerが辛いと感じている人でしたら、転職先として社内SEは割とおススメです。

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