インフラエンジニアはサーバーもネットワークも食わず嫌いしない!

仕事のやり方/考え方
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SIerや大企業の社内SEとして働くとインフラエンジニアでも『サーバー担当』『ネットワーク担当』というように役割を与えられ、それ以外の仕事をさせてもらえない状況を作られてしまうとこがあります。

役割を明確にしたために、インフラエンジニアは仕事の幅が狭くなり、自分の仕事以外のことをしない人が多くなりすぎて、仕事が非効率になることが多いです。

インフラエンジニアはサーバーだ、ネットワークだの役割にとらわれないで仕事をした方が、効率的な仕事ができるというお話をします。

インフラエンジニアは役割にとらわれてはいけない

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インフラエンジニアとして働いていてもサーバー担当やネットワーク担当のように役割を与えられます。

昔は、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアのように役割が完全に分かれていました。

しかし、現在は『インフラエンジニア』という言葉が示す通り、どちらも行う人が仕事のできる人です。

今でもサーバーエンジニアやネットワークエンジニアのような言葉を使って役割を分担している企業は体質が古く、仕事がやりにくいことがあるので注意が必要です。

サーバーもネットワークもITインフラの一部

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インフラエンジニアの仕事をしていると分かることですが、サーバー担当でもOSにIP Address割り当てるなどの仕事をすることもありますし、反対にネットワーク担当が監視サーバーを作ることもあります。

ITインフラを担当するインフラエンジニアが『俺はサーバー(ネットワーク)担当だからネットワーク(サーバー)の仕事はやらない』と言っているようでは仕事がスムーズに進みません。

ITインフラどちらもできることで、無駄の少ない設計や構築ができますし、運用や保守を効率的に行うことができるのです。

しかし、理解していないエンジニアが多いため、一つのプロフェクトにムダな人員を動員して、『自分の仕事でない』と壁を作ってしまう職場が多いので、スムーズな仕事ができないことも多いです。

サーバー仮想化技術にはネットワークの知識も必要

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サーバーやネットワークの役割にとらわれて、面倒な仕事になってしまうのがサーバー仮想化技術を使った環境です。

『サーバー』仮想化という言葉があるため、サーバー担当の仕事に思われがちですが、ネットワークも整えないと使い物にならないサーバー仮想化環境ができ上ってしまいます。

『速度が足りない』、『障害が起きたとき通信が止まる』というのはネットワークが整っていないサーバー仮想環境ではよくある文句です。

私はネットワークから勉強をしてサーバー仮想化の分野で『仮想スイッチ』と呼ばれる存在を知ってサーバー仮想化の技術を学びました。

『仮想スイッチ』は単なるL2スイッチですが、サーバー担当にとっては未知の分野で『VLAN』や『LACP』などの機能について質問攻めにあったことをよく覚えています。

その頃からネットワーク担当やサーバー担当の役割分担はムダと感じるようになりました。

クラウド環境はサーバー、ネットワークどっちもやるのが効率的

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大規模なクラウド環境になるとサーバーの知識もネットワークの知識もどちらも必要になります。

IP Addressを決めて、OSをセットアップして、ファイアウォールのポリシーを決めて、ロードバランサの構成を考えてとITインフラの知識をフル活用しなくては、環境を作ることすらできません。

『サーバー担当はサーバーだけを』『ネットワーク担当はネットワークの部分だけを』とやっていてはムダな人員を使う上に一貫性も取れなくなるので非常に効率が悪いです。

大規模なクラウド環境を構築するのであれば、少数のインフラエンジニアでサーバーもネットワークも作った方が早く構築でき、整った環境が作られ、人件費も少なくいいことばかりです。

サーバーやネットワークの知識が偏るのは仕方ない

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サーバーやネットワークという担当分けをされるのには理由があります。

サーバーもネットワークも勉強しなくてはいけない領域が広く、専門的な知識をたくさん知る必要なのです。

サーバーとネットワークの勉強しなくてはいけない範囲
  • サーバー:
    WindowsやLinuxなどのOS
    Webサーバーや認証サーバーなどのサービス
    各種メーカーの製品特徴
    etc
  • ネットワーク
    スイッチ、ファイヤーウォール、ロードバランサーなどの機能
    LANとWANの設計方法
    各種メーカーの製品特徴
    etc

正直、すべてを把握することは不可能です。

新しい技術はドンドン出て来ますし、古いシステムのことについても学ぶ必要があることもあるので全ての技術を知っている超人は出てこないと思います。

しかし、基本的な部分を把握して、得意分野を作ることで色々な案件を経験するとエンジニアとして成長することは可能です。

色々な案件に関わることができれば、知識も自然と増えるのでできる領域はドンドン増えていきます。

得意なことは積極的に不得意は頼れる人を作る

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私はネットワークが得意なインフラエンジニアです。

仕事で『ネットワーク関係ならあいつに聞け』みたいな評判が出るくらいにはネットワークのことに詳しいです。

ネットワーク関連で『助けて』と言われれば、理不尽なこと以外は積極的に助けに入りますし、炎上した仕事の火消しだって行います。

しかし、サーバー関連の仕事は不得意な面もたくさんあります。

データベースのチューニングは理解できていないですし、カスタマイズしたアプリケーションのトラブルシューティングは人に頼ってようやく解決できるレベルです。

得意なこと不得意なことが出てしまうのは仕方がないです。

ITインフラの技術はたくさんあるので全てをカバーできるのは、本当に超人だけです。

なので、できることを積極的にやることで自分が助けて欲しいときに頼みやすい環境を作っておくことは大事です。

また、『○○さんは××が得意』『△△さんは□□なら解決してくれる』と頼りになる人を常に探して置くことも重要です。

ネットワーク担当、サーバー担当で役割を分担しているとコミュニケーションも取りにくくなるので相手の領域で会話ができるくらいの知識は身に付けるべきです。

インフラエンジニアとして成長するために知識を身に付ける

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インフラエンジニアとして成長するためには日々、勉強をすることは重要です。

どんな技術が流行っているのか、新しい製品はどんな特長があるのかなど知識を取り入れる時間は毎日少しずつでも取り入れるとは、インフラエンジニアに必要なことです。

また、仕事の中でも自分が担当している領域以外の部分もどうやったらできるようになるかを考えながら、取り組むことで他の分野に興味を持てたり、コミュニケーションを取るキッカケにもなります。

『あれは○○の担当だから』と拒否するとエンジニアとしての成長はとても遅くなってしまいます。

インフラエンジニアは活躍の場が増える

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インフラエンジニアは今でも活躍の場がありますが、今後5GやVRのような技術が登場してくることによって、ITインフラの拡張や最適化を行う仕事が増えることが予想されます。

また、農業や建築などのコラボレーションが進めば、新しいビジネスチャンスが増える可能性が出てきます。

活躍の場が増えるのにも関わらず、ネットワークだ、サーバーだの狭い世界にいてはせっかくのビジネスチャンスや成長の機会を逃してしまいます。

まとめ

インフラエンジニアは可能性を広げてたくさんの分野と協力しなければ、成り立たない仕事です。

サーバーだ、ネットワークだと役割を決めつけるより、色々なことに挑戦して、たくさんの知識を得た方がインフラエンジニアとして頼られる存在になります。

頼りになる存在はそれだけ市場価値も高くなるので給料を上げることだって難しくはありません。

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